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義理と人情 

 今年の干支はウサギ。

 森の動物にいじめられるからカラダを大きくして欲しいと神様にお願いしたところ、頭の良いウサギが大きくなると周りをいじめると考え、耳だけを長くした。

 社会において守るべき道徳や倫理観は動物の社会でも同じだと感じる昔話。

 僕は義理堅く生きたいと望むしがない建築家業。だから自分がやってもらったら嬉しいことをお客様にもしたい。

 一律のサービスでは嫌な思いもしなければ、大きな感動も生まれないといつも思ってる。

 「目の前のお客様を幸せにする」と願う人情だけはいつまでも大切にしたい。

 ウサギにバトンを渡したトラとしては、居眠りしてる暇はない。