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坂の下の港町 

神戸がかかえる地域特性、
それは、
「坂がおおい」
です。

以下は日本で斜面にある市街地比率です

市街地に対する斜面市街地の比率(%)
熱海市 55.80%
長崎市 43.00%
呉市 31.60%
佐世保市 25.20%
横須賀市 23.70%
尾道市 23.40%
小樽市 21.70%
北九州市 10.80%
神戸市 9.60%
別府市 6.40%
下関市 2.00%
函館市 1.60%

 この中で政令指定都市は神戸市と北九州市。
 坂が多く港中心に開発がすすみ、平野部は商業・工業施設があつまり、残った平野部および斜面部が住宅地として開発がすすめられ、結果コンパクトシティへと発展したように思われます。

 僕も神戸に住んでいた時期が長かったですが、ほんとに住みやすい場所でしたね。電車で15分移動すれば中心地に足を運べるし、街を楽しめる要素がとても充実していました。

 ただ、坂がおおいんですね。
 僕が住んでいた地域は特別だったかもしれませんが、駅から家までの20分間、登り坂をひたすらあるいて家にたどりついてました。

 いまではすっかり車の生活に慣れてしまい坂を歩く機会はうんと少なくなりましたが、当時は不便だなと思うことは少なかったです。

 「住めば都」とはよくいったものです。